Archive for the '英語' Category

日本語禁止の英語学校(続き)

金曜日, 5月 25th, 2007

英語学校の話の続きです。
海外で英語を学ぶ環境で、日本語に一切触れないなんてことは当たり前だと思うかもしれませんが、実際には日本語をまったく使わない状況というのはなかなか難しいものです。必ず数人は日本人留学生がいるものですし、日本の家族と電話したり、日本の本を読んだり・・・周囲から日本語の存在を消し去るのは至難の業です。
その英語学校では、ホームステイ先でもホストファミリーに日本語を話さないように監視されているので、文字通りまったく日本語に触れない時を過ごすことになりました。
また毎日日記かコラムを書くのが宿題に出されるのですが、日記の題材として日本のことを選ぶと、それも結構厳しく注意されます。私はたまたま成人式のことを書いたのですが、日本のことは題材にしちゃいけない、と言われて、ムッとしたこともありました。(当事まだ若くて、そんなことでムッとしてたんですね・・・) 日本のことを題材にすると、絶対に無意識で日本語が頭に浮かんでしまうというのが理由です。確かに日本語が頭に浮かぶとは思いますが、日本のことも考えちゃいけない!なんて言うのもなんだか酷ですよね。でも、きっと長年の英語教育の経験からそういうやり方に至ったに違いないので、きっと効果はあるのでしょうね。
そういった厳しさがありつつも、じゃあ授業はどうだったかというと、それがなんだか幼稚園のようなレッスンなのです。初日のレッスンは、みんなで輪になって歌を歌いながらスキップしたりジャンプしたり、ゲームしたり・・・。授業がすごく厳しいと思って構えていたので、かなり拍子抜けだったのと同時に、高い授業料とステイ代を払って遠路はるばる来たのに!と腹立たしささえ感じたものです。
クラス分けは、自分のレベルのクラスと、全員が集まるクラスと2つあり、全員のクラスの場合は、レベルがさまざまなので、みんなが楽しめるようなカリキュラムになっていたのだと思います。おそらく、レベルの高い人と低い人が一緒に学ぶことで、お互い助け合ったり教えあったりコミュニケーションをとることを目的としていたのではないでしょうか。
結局最後までコースを受講して、後から振り返ってみると、その英語学校の英会話コースは、かなり独特でユミークなものだったと思います。英語上達のための秘訣もカリキュラムの中に隠されていると思います。

幼児英語教育の難しさ(実例)

火曜日, 1月 30th, 2007

幼少時からの英会話学習(バイリンガル教育)の難しさについて説明しましたが、私の身近な友人の例があります。
彼女はアメリカの大学に進学し、アメリカの会社に数年勤務した後帰国し日本人と結婚、子供に恵まれました。自分がこれまで英会話を習得するために努力してきた道のりを苦に思った彼女は、子供にはできるだけ楽させてあげたいという思いで、0歳児の頃から、子供に英語と日本語のちゃんぽんで話してきました。そして、3歳のときに、保育園で言われたのが、他の同い年の子供よりも日本語の理解が著しく悪いというもので、先生の指示がわからなかったり、他の友達とのコミュニケーションも図れていないということでした。その子は、月を見て、「moon!」というし、オムツを替えるのは「change diapers」と言います。
私はその光景を見て、ちょっとだけ将来が心配になってしまいました。1つの物に対して2つの名前が存在すると、物の概念を理解するのにも妨げになるように思います。また、伝える相手によってはその単語の意味が通じなくなるので、頭の中はますます大混乱でしょう。
私は、その件について少し友人と話をしました。その後、日本語を優先して話すようにしているとのことで、最近は、日本語の理解力が向上しているとのことです。

子供の英会話学習とバイリンガル教育について

月曜日, 1月 29th, 2007

子供の英会話学習ひいてはバイリンガル教育を徹底しようとして、第一言語を習得する前に、第二言語の学習を始めてしまうと、前述のとおりどちらの言語も不完全なままに育ってしまうというデメリットを説明しましたが、そのほかにも、もっと深刻な問題があります。
私は、大学時代の専攻が言語学だったのですが、言語教育学の日本で一番の権威といわれた人が私の担当教授で、その教授の講義によると、自分の第一言語が確立する前に第二言語の習得を同時に始めてしまうと、大人になってから、かなり高い確率で分裂症(精神分裂)の症状が見られるという統計があるそうです。
私の知人で4歳から10歳までをアメリカで過ごした人に、失礼ながらもその話を聞かせたところ、自分自身のアイデンティティの確立期において英語と日本語で育ったために、自分も分裂気味な兆候があると言っていました。その人が言うには、英語を話す自分と日本語を話す自分の性格がまったく違っていて、自分の中に二人の人間が存在し、その調和をとるのに苦労しているとのことでした。
また、私のように、ある程度大人になってから英語圏に留学をした場合であっても、たまに英語を話す自分は気の強い人間で、日本語を話す私は協調性を重んじる人間になるような気がしていて、自分の中の二面性を感じることがあります。
ただでさえ、言語にはこういった言語の持つ特有の性質や文化的背景が絡みや
すいものであるのに、この上、複数言語の混乱の中で自己確立のためのプロセスのがあやふやになってしまうと、やはり精神に深刻な影響を与えてしまうのはないでしょうか。

英語教育は何歳から始めるべきか

日曜日, 1月 28th, 2007

キッズ英会話に通わせるときに、親はあまり過剰な期待をするのではなく、もっと気楽な気持ちで通わせるべきだと思います。というのも、最近の親たちは、自分たちが若い時に英語を習得できずコンプレックスがあったり、仕事で困った苦い経験があるので、自分の子供にはそんな思いをさせないようにと、バイリンガル教育にものすごく執着があるようです。
中には1歳頃から英会話に通わせているお母さんもいます。あまりに子供が小さい場合は、先生がかわいそうです。子供は日本語すら分かってないんだから、英語で何を言ってもまったく通じないし、しかも、それを日々続けて英語の発音を身近に感じさせるという目的ならまだしも、週に一回程度通わせるだけでは、やはりあまり意味がないように思います。
しかも、例え毎日英語を聞かせたり喋らせる努力をしたとしても、自分の第一言語が確立する前に第二言語の習得を始めてしまうと、結果としてどちらの言葉も完全に習得できない不完全な言語を話す人に育ってしまいます。(たまにハーフの人などで、日本語も英語も完璧に話すバイリンガルのように見えるけど、実は、どっちの国に行っても日常会話程度の会話しかできず、読み書きも完璧にできないという人がいます。)

英会話の失敗

木曜日, 1月 25th, 2007

いきなりですが、英会話でこっ恥かしい話シリーズ(1)
昔々、私がまだ若かりし頃、カナダに行ったときに、めちゃめちゃ元気!ガソリン満タンよ!というニュアンスで言いたくて、I’m full of gaz.
と言ったら爆笑されました。このままだと、体中ガス(おならの)まみれ、みたいな意味になるらしい。
こういうニュアンスを言いたいときは、I’m filled up. なんだとか。
いやーお恥かしい。