海外ホームステイのススメ
初めて海外で生活したのは15歳の夏で、アメリカのニューヨーク州、ニューヨークシティの郊外でした。
そこでは、サマースクールに参加しました。当時は英語があまり喋れなかったけど、手振り身振りで頑張ってコミュニケーションをとっていた記憶があります。手で頭の上で大きく輪を作ったくらいの大きなピザにとても驚いたのを覚えています。サマースクールの課外授業ではゴルフレッスンを選択したのですが、プロゴルファーの指導が英語で何言ってるのか分からなくてイライラしたことも思い出です。アクティビティでは、みんなでいろんなスポーツをしたのですが、ドッヂボールをしたときに、相手の頭や体にボールをぶつけてしまったときに、日本人の私や友達は「ごめんね!」という意味で「Sorry!」を連発してしまったのですが、アメリカ人の子達は、どんなにひどいボールを投げようとも頭にぶつけようとも、一度も「Sorry!」と言わなかったことが強烈な印象です。あとから、日本人とアメリカ人の謝罪に対する考え方、sorryの言葉の持つ重み、というものが違うのだということを知り、あのときsorryを連発したことを少し恥かしく思ったものです。(日本人は軽い意味合いで「ごめんなさい」という言葉を使うためです)
そして次の年16歳の夏には、アメリカワシントン州のシアトル郊外にホームステイに行きました。ワシントン州ならではの木材会社を経営している人の家庭にステイしました。とても大きな邸宅で、庭にはブランコやすべり台があって、しかも室内プールまである家でした。カリフォルニアあたりでは、よく野外にプールのある家を見ますが、ワシントン州は緯度が高いので夏でも肌寒く、そのため庭にプールは設置できません。室内プールがあるお宅なんて、日本ではほとんど見かけないので、すごく嬉しかったことを覚えていますが、何より驚いたのは、その豪邸が日本円で3000万円だってことでした。高校生の私でも日本だったらそんな値段で買えない!って思ったものです。(やらしいですね、私!)今考えると、その場所はすごく田舎だったので、日本でももしかしたら地方の方に行けば、有り得る話なのかもしれませんね。
ワシントン州では、大きな国立公園に早朝つれて行ってもらったり、そこでエルクという大きなカモシカより大きな鹿に遭遇したりと、感動することばかりでした。ホームステイの途中で高校生のサマーキャンプに参加したのですが、周りのアメリカ人が日本人に対して友好的でなかったため、傷つくことも沢山ありました。でも、明かり一つない夜空の満点の星空は、一生忘れられない光景となりました。流れ星も1時間で7回も見ることができました。
若いときのこういった体験は、英語の学習という目的なんか関係なく、ただただ純粋に素晴しい思い出となるものです。子供の性格によってはなかなか馴染めなかったり、あるいは縁がなくて良い人たちにめぐり合えないという場合もあるかもしれませんが、いつもと違う環境で、何かに挑戦したり、初めての経験をすることは大切なことですよね。