英会話をあきらめるわけではなく…
英会話を習得する過程で、「ネイティブレベルになるのは不可能」といったような発言をしてしまいましたが、厳密には不可能というわけではありません。人一倍努力するとか、留学したり英語圏で仕事したり、英語学校に通ったりして、労力と時間をかけることで実現できるものだとは思います。ただ、伝えたかったことは、なぜそこまで英語を上達させたいのか、という目的やゴールをハッキリさせておいたほうが良いということです。
一昨年、偶然にも2人の友人がそれぞれイギリスとオーストラリアに1年間の語学留学に旅立ちました。1人は、語学と文化の学習と社会経験を目的だと割り切って、1年間一生懸命勉強をし、友達を作り、観光を楽しみ、滞在を十分に満喫して納得いく留学を終えて帰国しました。ところが、もう1人の方は、それと対象的に、1年間自分のしたいことを思う存分にできなかったらしく(農場を転々としたりしていたらしいのですが)、結局は1年間の自分の語学の成果にまったく納得がいかないため、ビザの延長を申請しました。その後、一度帰国したものの、特に明確な目的がないままにまたその国に戻ってしまいました。向こうで仕事先を探す予定でしたが、やはりそうい簡単にはワーキングビザは下りず、ビザが切れてしまいそうな状況になりました。そして最後にとった手段が、親に援助してもらって現地の学校に通うことでした。
二人とも1年間の留学だったので、英語力については、それほど目覚しい上達はなかったのかもしれないのですが、満足いくくらいに英語力が上達するなんてことは、おそらく数年間留学していたところでそんな納得いくくらいのレベルにはなるものではありません。(人が求めるレベルにもよりますが)つまり、1年間という限られた期間の留学経験をいかに納得いくものにできるか、そして帰国後に、その1年の経験を活かして新たに出発しよう、と思えるかがポイントなのです。ここでも、やはり、明確なビジョンとゴールと目的が必要になってきます。何でもそうですが、ダラダラやるのは良くないのです。ダラダラやってしまうと、せっかく留学したのにも関わらず、その後も思い切りが悪くて、まだまだ外国生活もしたいし、英語も全然話せないし、帰りたくないし・・・とウジウジ悩んでしまうのです。ビザが欲しさに結婚してしまう人までいるくらいです。